2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧
昨日の続きである。 医学部、薬学部、看護学部など卒業後に安定した職業に就くことがほぼ保証されているケース 今後どの職業が安定していて、どの職業が落ちぶれていくかなど、誰も予測はできない。一昔前では最難関の資格であった弁護士や、制度改革の影響…
大学卒業という肩書を得ることの費用対効果(ROI)がかつてほどではなくなった現在、どのようなケースであれば奨学金を借りてまで大学に行く価値があるか。言い換えればある程度の費用対効果(ROI)が期待できるか。私見ながらいくつかのケースを列挙してみ…
昭和の人生勝ちパターンモデル(いい大学に入学し、いい就職先に就職し、定年まで安定して働く)が崩れた 平成30年の現在、昭和の人生勝ちパターンとされた 中高で勉強を頑張って、高い偏差値の大学に入る 大学4年は普通に人並みに過ごし、就職活動を頑張っ…
諸外国の事情も日本同様、もしくはさらに過酷 ただ、奨学金(という名の教育ローン)の返済に苦しみ、自己破産に陥ってるのは日本の学生だけではない。 アメリカ 以下、東洋経済新聞社の記事を一部引用する。「自己責任」の感覚が強いアメリカでは、 私大生…
奨学金の自己破産が5年間で延べ1万5千件 2018年4月23日付朝日新聞社説によると、2016年5年間で延べ1万5千件の奨学金破産が発生している模様。3か月以上滞納しているのは、4万件(全体の約4%)とのこと。 本件、公立高校/都内国立大学/都内大学院と延べ9…