salmontiskunの日記

高校卒業まで田舎育ちで、そこそこ世間的に評価の高い都内国立大学および大学院に進学、その後都内IT企業で企画事務担当として働くアラフォーサラリーマンのブログです。特にテーマは決めてませんが、奨学金返済、マインドフルネス、などなど、「精神的、経済的、肉体的に幸せに生きるためには・・・」というテーマでブログを書いていきます。

既に奨学金を借りて大学、専門学校に通っている方々へのメッセージ -その2

前回の続きである。何となく特にやりたいこともなく大学に入学し、かつ通っている大学が難関大学でも、また卒業後に潰しが利く資格の取得が期待できないケースは、卒業後の経済的マイナスを減らせるような対策に在学中から取り組むべきである。

業料免除申請を大学に出すこと

私のケースでいえば、大学時代の成績がそれなりに良かったこともあり、大学院入学後に申請した授業料免除申請が無事受理され、2年間の間授業料を支払う必要はなった。当時の国立大学の年間約50万弱の授業料を支払う必要がなかったというのは本当に経済的にありがたかった。

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私が通っていた大学は国立だったからかもしれないし、まだ90年代後半から2000年代初頭は余裕がある時代だったからかもしれないが、私以外にも授業料免除を申請し、首尾よく受理された友人(全額免除 or 半額免除)が少なくなかった記憶がある。特に経済的に厳しい家庭出身の友人のケースでは、成績があまり芳しくなかったのだが、全額免除の判定が下り、私は心中とても驚いたこともあった。肌感覚的に、給付型奨学金の選考に通るよりも遥かに授業料免除申請の方が通りやすかった印象である。

今は当時と全く時代も状況が違うので、何とも言えないが、申請をするだけならタダで誰も損はせず、何のリスクもないので、是非授業料免除申請はしてほしい。

学業の負担にならない程度にアルバイトを行い、収入を得ること

これは、前回「無駄遣いはせず、少しでも貯金に励むこと」で述べたことにも少し関連するが、やはり大学卒業時点の奨学金の借金額を少しでも減らせるような現実的なゴールを設定し、その達成に向けて質素倹約 & 収入増に向けた生活スタイルを確立しておくのがよいと思う。(例: 卒業時点で何もしなければ300万の返済額が残った状態だが、質素倹約 & 収入増で、200万まで返済額を減らす)

収入増の一つの手段は、昨日述べた給付型奨学金の受給だが、もう一つ、アルバイト、在宅ワークなどは是非取り組んでおいた方がよいだろう。学業に多大な支障が出るほどアルバイトに明け暮れる日々となるのは本末転倒で、慎に慎むべきなのは言うまでもないが、(大学卒の肩書も得られず、かつ奨学金返済の負債がだけが残るという最悪の結末)でも自給1,000円で週15時間働けば月6万円程度の収入になる。少しでも収入を増やし、生活費や学費が奨学金に依存する部分を減らせる努力は行うべきと思う。

私が学生時代にやったアルバイトは、家庭教師、塾講師、コンビニ店員、ファーストフード店の調理スタッフ、コールセンターのオペレーター、大学受験模擬試験の採点、などなど幅広かったが、個人的に今自分が学生だったらやってみたいと思うのは、UberEatsの配達員のバイトである。

www.ubereats.com

UberEatsは自転車、バイク、スマホがあれば誰でも配達員として働けるアルバイトで、通常のバイトのような時間の拘束も緩く、都合の良い時間だけ働いて稼げるという副収入を得たい人にとってはうってつけと思う。特に学生は時間に融通を聞かせやすいので、下手に通常のバイトで働いて長時間拘束されるくらいなら全然UberEatsの方が効率的に稼げるのではないか。

以下は少し極端な例で、東京でUberEatsの配達ドライバーを見かける頻度が格段に増えた最近では、以下例ほどは稼げないとは思うが、自分が大学の頃にUberEatsがあったらよかったのに・・・と少しうらやましく思った。

shigoto.work

テクノロジーの進展が著しい昨今、UberEatsに限らずより割がよい大学生向けの稼ぎ口が増えてくる可能性は高いので、情報感度を高く持って、賢く効率よく稼ぐための情報収集はしておいた方がよいだろう。